ソシオエステティック

エステティック業界を目指している皆さんは、ソシオエステティックについてご存知でしょうか。

エステサロンで働くエステティシャンは、基本的にお客さんがサロンに足を運んでくるまで待つ受身のサービスだといえます。

医療や福祉に基づいたケア

しかし、このソシオエステティックは健常者ばかりを対象にしているのではなく、闘病生活を送っている方、介護を受けている方など、社会的に健常者に比べ不利な立場にある人に対して行うエステティックとなっているのです。

そのような意味で、従来の受身のサービスではなく、自らがユーザーのもとに出向くのがソシオエステティックとなります。
どんな状況にある人でも、美しくいることは幸せなことを理念に、医療や福祉に基づきケアを行っていくのです。

ユーザーにエステティックを通じて美しくなってもらうのはもちろんですが、その施術を通じてユーザーに根源的な癒しを提供することもソシオエステティックの目的となります。

ソシオエステティックは通常のエステティックとは違い、医療や福祉チームの一員として施術を提供するもので、医師や看護師のアドバイスの下で施術を施すこともありますし、逆に施術を通じて得た患者の情報をチームと共有することもあるのです。

心のケアを重点に置く

また、勘違いしやすいのは医療施設や福祉施設でのエステ行為を全てソシオエステティックと呼ぶのかという部分です。
ソシオエステティックの定義はあくまでも医療や福祉のスタッフと協力しチーム活動で行うものなので、ただ単に医療施設や福祉施設で施術を施したからといってソシオエステティックとは言いません。

さらに、目的が違えば効果も違い、エステティックは癒しよりかは美容に重点を置いた施術ですが、ソシオエステティックの場合は肉体的や精神的な負担の軽減を目的として行います。

つまり、ソシオエステティックは通常のエステティックよりも、心のケアの部分に重点を置いた施術なのです。

フランスでは30年以上の歴史があるソシオエステティックですが、日本ではフランスに比べまだまだ普及が進んでいない状態です。
ソシオエステティックも日本エステティック協会の実施するソシオエステティシャン養成講座を受けることにより、認定ソシオエステティシャン資格が取得できます。

エステティシャンを目指すならば、自分のエステティシャンとしての見聞を広めるためにもソシオエステティックについて学んでみるのもよいのではないでしょうか。
エステティシャンとしての可能性を広める意味もあります。